糖尿病はご飯よりステーキを食べなさい 牧田善二著

糖尿病はご飯よりステーキを食べなさい 牧田善二著

糖尿病はご飯よりステーキを食べなさい 
この本の売れ行きが順調に伸びています。

糖尿病専門医の牧田善二医師の著書です。


すでにご存知の方もおられるでしょう。
牧田善二医師が出版された本は

糖尿病専門医にまかせなさい
肉もお酒も楽しんで 糖尿病が良くなる

これらに続いて出版されたのが

糖尿病はご飯よりステーキを食べなさい
です。


これまで日本では糖尿病と診断されると、
例外なく薦められる食事は
カロリー制限、低脂肪食と決まっていました。

入院患者用の食事は、糖質が約60%を占めます。
穀物は安価で、しかもおなかを満たしてくれます。
ご飯も例外ではありません。

日本糖尿病学会が推奨する糖尿病の治療食
これが、【カロリー制限食】です。
別名、高糖質食です。

約150gのご飯が付いてきます。
これだけで約83gの糖質です。(白米のご飯100g中糖質約55g)
血糖値を約249mg/dl上昇させます。

食前空腹時の血糖値が100mg/dlだったとしましょう。
食事のご飯を食べただけで、食後血糖値は確実に349mg/dlをオーバーします。

最近特に危険だと注意が喚起されている問題に、食後高血糖があります。

食後血糖値が200mg/dlを超えると、大血管の内皮に損傷が始まります。
220mg/dlを超えるとさらに損傷が加速されるのです。

これを1日3回、毎週、毎月、何年も繰り返すとどうなるか、
心筋梗塞、脳梗塞への道をまっしぐらに進むことになります。


こんな患者にとっては危険な食事療法が、今日も全国で実際に進められているのです。



アメリカ糖尿病協会では(2003年)
糖尿病患者用の食事に
 1・従来のカロリー制限食、低脂肪食(日本と同じです)
 2・オリーブオイルをふんだんに使った地中海食
 3・摂取する糖質を低く抑えた糖質管理食
以上の3つのパターンから、患者自身が自分の判断で選択できるのです。

患者が自分で選択できるところに、大きな価値があります。

日本では選択の余地がまったくありません。
糖質をたっぷり摂って、血糖値を上昇させておいて、インスリンで血糖値を下げる。
これ以外にはないのです。


もし、糖質を低く抑えた食事を選択しようとするならば、
医療機関を変える、担当医師を替える以外に方法はありません。

しかも、自分で糖質制限食を提供してくれる医療機関を
そして理解を示す医師を自分で見つけ出すことです。
どこからか見つけ出さなくてはならなりません。


話をタイトルの本にもどしましょう。
糖尿病はご飯よりステーキを食べなさい 牧田善二著

牧田善二医師は
ご飯を食べるのを止めよう、そしてステーキを食べよう

というお誘いですから
糖質を摂取しないようにしよう、代わりに脂質を食べよう

と提案されています。
上記のアメリカ糖尿病協会の例では、3・を推奨されているわけです。
糖質制限食ですね。

一度立ち止まって、この大きな課題を見直してみませんか。


糖尿病はご飯よりステーキを食べなさい 牧田善二著



---関連記事---
糖尿病はご飯よりステーキを食べなさい 実践レシピ 牧田善二著
糖尿病はご飯よりステーキを食べなさい 実践レシピ
糖質オフ・糖質カット・低糖質・これからも加速するでしょうね。
糖質オフ・糖質カット・ノンシュガーが、今後の大きな課題になるでしょう。





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